ミバエ対策で20カ年計画、アジア輸出視野に
オーストラリア連邦政府は23日、果物産業に多大な被害を与えるミバエ(フルーツフライ)対策として今後20年間の研究開発(R&D)事業「全国ミバエ研究開発・拡張計画」を打ち出した。
IPO計画の青果コスタ、売りは屋内栽培技術
青果生産・販売最大手のコスタ・グループの新規株式公開(IPO)に向けた準備が進んでいるが、投資家への「売り」は6年前から事業転換の要として進めていた屋内栽培(protected cropping model)事業だ。
<NSW予算案>農業予算はサプライズなし
ニューサウスウェールズ(NSW)州政府は23日に発表した新年度(2015/16年度)予算案で、第一次産業(農業)に13億豪ドル(1豪ドル=約95円)を拠出すると発表した。
NZ政府、中国に乳製品クオータ撤廃要求
オーストラリアと中国が自由貿易協定(FTA)に正式署名したことを受け、ニュージーランド(NZ)政府は中国と既に提携済みのFTAを改定し、乳製品の対中輸出割当制(クオータ)を撤廃するよう求めている。
富豪による酪農投資、今度は実業家ハービー氏
家具・家電販売大手ハービー・ノーマンの共同創立者で富豪のゲリー・ハービー氏が、ビクトリア州シェパートン北西部にある酪農場クーンブーナ(Coomboona)・ホルスタインズに最大8,000万豪ドル(1豪ドル=約95円)を投じることが分かった。
資源企の酪農合弁、年10万トンの粉乳輸出計画
鉱業サービス会社MCGグループと農業分野の投資顧問会社EATグループが昨年合弁で立ち上げた酪農会社キャンパーダウン・デアリー・インターナショナル(CDI)が、年間10万トンの粉ミルク輸出計画を打ち出した。
NZのa2ミルク争奪戦か、豪米2社が買収打診
ニュージーランド(NZ)の乳業a2ミルク・カンパニーに対し、オーストラリアの食品会社フリーダム・フーズと米乳業大手ディーン・フーズが非公式に完全買収を打診していることが分かった。
牛乳生産量は2.5%増加へ、新年度は伸び鈍化
酪農研究機関デアリー・オーストラリア(DA)によると、本年度(2014年7月~15年6月)のオーストラリアの牛乳生産量は94億5,000万~95億リットルとなり、前年度から2.5%増加する見通しだ。