オート麦のアンクルトビーズ、虚偽表記で罰金
オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)が、スイス食品大手ネスレ傘下のシリアル・パートナーズ・オーストラリアに対し、朝食用シリアルブランド「アンクル・トビーズ(Uncle Tobys)」の包装に記載されていた「豊富なタンパク質」や「スーパーフード」といった表記が事実とは異なるとして、3万2,400豪ドル(1豪ドル=約89円)の罰金を命じた。
製菓大手に節税疑惑、誇張表示で罰金も
チョコレート菓子「ティムタム」などで知られる製菓大手アーノッツが、海外の関連会社に総額で約6,200万豪ドル(1豪ドル=約87円)を支払い、オーストラリア国内での納税額を最大で2,000万豪ドル節減したもようだ。
多国籍食品大手、豪で高価格設定=コールズ
グローバル展開する食品大手の多くは、オーストラリアを簡単に利益を得られる「宝の島(treasure island)」ととらえ、他国よりも商品価格を高く設定し、得た利益をアジア事業の拡大に充てている─。
ワイン輸出業者が誤表示、輸出許可取り消しに
ビクトリア州拠点のワイン会社ダル・ブロイ・ワインズ(Dal Broi Wines, DBW)が、北米向けに輸出したワインの表示に誤りがあったとして、オーストラリアの政府系機関オーストラリア・グレープ・アンド・ワイン・オーソリティー(AGWA)に輸出許可を取り消されたことが分かった。
米農機の豪・オセアニア輸出が3%減、1~9月
今年1~9月に米国からオーストラリア・オセアニア地域に輸出された農業機器の額が、5億3,900万米ドル(1米ドル=約121円)と、前年同期から3%減少したことが分かった。
業者に補てん要求、当局がウールワース提訴
オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)は10日、小売り大手ウールワースが中小の納入業者に対して利益の補てんを求めたのは消費者法に違反するとして、ウールワースを相手取り連邦裁判所に訴えを起こした。
グレインコープ、全農子会社とカナダで合弁
東部州最大の穀物商社グレインコープは14日、全国農業協同組合連合会(全農)の米国穀物子会社である全農グレインと、カナダに折半出資の合弁会社を設立したと発表した。


