ACCC、ビール世界大手の合併で調査開始
オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)が、ビール世界最大手であるベルギーのアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)と、同業2位の英SABミラーの買収がオーストラリア市場に与える影響について、非公式調査を開始した。
中国の農業投資、国民にさほど懸念ない=調査
オーストラリアの農業に対する中国からの投資を規制するのは純粋に政治的な理由に基づいたものであり、オーストラリア国民は実際には中国からの農業投資をさほど懸念していない─。
NZ水産加工シーロード、昨年度は62%減益
日本水産が出資するニュージーランド(NZ)の水産加工大手シーロードの2015年9月通期の純利益が1,010万NZドル(1NZドル=約77円)と、前年度の2,690万NZドルから62%減少したことが分かった。
WA州の大農場、香港の長江生命科技が取得へ
西オーストラリア(WA)州最大の小麦農家ジョン・ニコレッティ氏が1年以上前に売りに出していた、総面積6万8,000ヘクタールの農地5カ所を、香港の大富豪である李嘉誠氏率いる長江実業系企業が取得するもようだ。
ワニ産業を2倍に拡大へ、NTが捕獲制限を緩和
北部準州(NT)政府が、2020年までに野生のワニの捕獲許可数をこれまでの2倍となる1,200頭、卵の捕獲数も40%増の9万個に増やす方針だ。
中国のビール・羊肉企、NSW牧場新たに取得
中国河北省のビール醸造・羊肉会社、嘉禾集団(Jiahe Brewery)が、グループ会社のユニオン・アグリカルチャーを通じ、ニューサウスウェールズ(NSW)州の羊・牛牧場「キャブラ(Kyabra)ステーション」(広さ5,259ヘクタール)を1,100万豪ドル(1豪ドル=約81円)で取得した。
インドネシア迷走?生体牛への課税取り止め
インドネシア政府が今月、インドネシアに輸出されるオーストラリア産生体牛に10%の付加価値税(VAT)を課すことを決めたと報じられたが、その直後の22日に同政府が、生体牛は課税の対象から外す方針を示したことが分かった。


