カナダ向け豪産牛肉輸出、今年クオータに達する
オーストラリア産牛肉のカナダ向け輸出量が3万5,000トンとなり、2015年のクオータ(輸入割り当て)に達したことが、オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)の発表で分かった。
果物輸出、農業省以外の外部検査官の利用可能に
オーストラリア産果物の主要輸出先である韓国と台湾、中国、ベトナム、米国、ニュージーランド(NZ)が、オーストラリア政府の管轄下にない外部の調査官による検疫検査を受けた青果の輸入を認めることで合意した。
輸出業者向け手数料で政府が修正案、業界は支持
連邦政府のジョイス農相は2日、輸出サービスの提供で輸出業者から徴収する手数料制度の変更について修正案を発表し、穀物と青果業界からは賛成の声が上がっている。
SA州食品生産ハブ計画、地元企が熱視線
南オーストラリア(SA)州政府がアデレード北部郊外にあるパラフィールド空港の空閑地に建設を予定する、新たな食品生産拠点施設が、早くも地元企業の注目を集めている。
ハーブ栽培と魚養殖両立、シドニーで水利用技術
シドニー南西部の郊外の農場「グリーン・キャメル(Green Camel)」で、最新技術を駆使した水耕農法によるオーガニック(有機)ハーブの栽培と、スズキ目アカメ科に属する魚バラマンディの養殖が行われている。
TAS伝統のボート産業、木材不足で消滅の危機
オーストラリア・タスマニア(TAS)州の木製ボートメーカーが、ボートの材料となる同州固有の針葉樹「セロリパイン(celery top pine)」の不足を懸念している。
北部準州とWA州結ぶ貨物鉄道、準州が計画
オーストラリアの北部準州(NT)政府はこのほど、ダーウィンの南西320キロメートルに位置するキャサリンから、西オーストラリア(WA)州北東部クヌヌラ(Kununurra)まで鉄道を敷設する計画について、フィージビリティースタディー(実現可能性調査)を実施すると発表した。
ワイン販売は小売り大手が寡占、表示規制強化を
ワイン醸造大手トレジャリー・ワイン・エステーツ傘下のワインブランド「ウルフ・ブラス」の設立者、ウルフガング・ブラス氏は、ワイン販売市場がその7割を小売り大手コールズとウールワースの2強が占める寡占状態にあることに、いら立ちを募らせている。