豪乳業MG、生産者乳価を引き上げ
オーストラリア最大の乳業組合マレー・ゴールバーン(MG)はこのほど、7~9月の酪農家に支払うオープニング生産者乳価を、固形乳1キログラム当たり4.46豪ドル(1豪ドル=約77円)とし、6月28日に示していた同4.31豪ドルから0.15豪ドル引き上げた。
VFFのPB牛乳販売、業界団体は冷淡
オーストラリアのビクトリア(VIC)州農業者連盟(VFF)のプライベートブランド(PB)「ファーマーズ・ファンド」の牛乳が先ごろ、スーパーマーケット大手コールズの店舗で販売を開始したことについて、VIC州の酪農業を代表する団体であるユナイテッド・デアリーファームズ・オブ・ビクトリア(UDV)が距離を置いた態度を示していることが分かった。
NZ酪農団体、カナダの保護貿易主義を批判
ニュージーランド(NZ)酪農産業協会(DCANZ)はこのほど、カナダが乳製品の保護貿易主義を強めているとして、米国、オーストラリア、欧州連合(EU)、メキシコの酪農団体と共同で、各国の貿易相に対し、今後もカナダが保護貿易主義を継続する場合には、世界貿易機関(WTO)の紛争解決手続きを取るよう求める書簡を送った。
健康食品「フリーカ」、 アジアからの需要増
スーパーフードとして注目される「フリーカ(Freekeh、青麦)」を製造するアデレード拠点のグリーンウィート・フリーカが、アジア地域からの需要の高まりを受け、今年から韓国と日本向けの輸出を開始した。
商業漁船の手数料10倍に?新制度導入で
オーストラリア国内で操業する商業漁船に課せられるライセンス手数料が、タスマニア(TAS)州以外で現在の10倍に引き上げられる可能性が出てきた。
気候変動に強いブドウ品種、 QLD州で研究
クイーンズランド(QLD)州の主要ワイン産地であるグラニット・ベルトで今年、冬季の気温が例年に比べて高かった影響で、ワイン用ブドウの発芽に必要な霜がほとんど見られなかった。
NZ先住民団体、百万$育苗施設設置
ニュージーランド(NZ)の先住民団体ナティ・ワレ(Nghati Whare)が、100万NZドル(1NZドル=約75円)を投資してNZ自生林や植物の育苗施設を、ロトルアの南東に位置するミンギヌイ(Minginui)に設置することが分かった。