乳業MGが乳価下げ、酪農家向け融資も停止
オーストラリア最大の乳業組合マレー・ゴールバーン(MG)は20日、今シーズン(16年7月 17年6月)の、酪農家に支払う生産者乳価見込みを、固形乳1キログラム当たり4.70豪ドル(1豪ドル=約79円)と、前回予想の同4.88豪ドルから引き下げた。
ヒラマサの養殖実験、 NSW州で幼魚放流
ニューサウスウェールズ(NSW)州の第一次産業省(DPI)とタスマニア州の養殖大手ヒューオン・アクアカルチャーがこのほど、ヒラマサ(yellowtail kingfish)の養殖実験の一環として、NSW州ホークスネスト地区の養殖場で。
農場での事故死47人、 トラクターやバギー
オーストラリアの農場で死亡した人の数が今年1月以降で、計47人に上っていることが、シドニー大学の調査機関オーストラリア・センター・フォー・アグリカルチュアル・ヘルス&セーフティー(ACAHS)の調査で分かった。
日豪タッグで豪北部農業の開発を 来年2月に日本で会合
日本とオーストラリアがタッグを組み、「メード・バイ・ジャパン」を掲げたオーストラリア北部における農業開発事業が、駒を一つ進めた。
QLDから世界初!雌狙うミバエの駆除商品
クイーンズランド(QLD)州のグリフィス大学と農薬開発会社アグノバ・テクノロジーズ(AgNova technologies)が、果物の害虫であるクイーンズランド・ミバエ(QFF)の雌を駆除するための特別なハエ取り紙「フルーション(Fruition)」を開発した。
肉牛指標が7$割り込み、価格は頭数次第
オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)によれば、オーストラリアの生体価格指標の東部地区若齢牛指標価格(EYCI)が8月以降で初めて、1キログラム当たり7豪ドル(1豪ドル=約80円)の節目を下回った。
豪牛肉価格は急落も、米肥育大手が警告
全米最大のロットフィーダーであるJBSファイブリバーズのマイク・トーレン最高経営責任者(CEO)はこのほど、オーストラリアの肉牛生産者らに対し、牛肉価格が今後、大きく値下がりする可能性があると警告した。
豪最大牧場買収、国内資本が対抗案提示へ
国内最大の牧場を保有する牧畜業者S・キッドマン&カンパニーに対し、オーストラリア資本のコンソーシアムBBHOが、3億7,500万豪ドル(1豪ドル=約80円)の対抗買収案を今週末にも提示する。
牛肉加工業、肉牛供給回復見据え設備投資
オーストラリアで唯一の農家所有の牛肉加工業者である、ニューサウスウェールズ州カシノのノーザン・コーポラティブ・ミート・カンパニー(NCMC)が今年、4,000万豪ドル(1豪ドル=約80円)を投じた施設改修を行っている。