枝肉の客観的計測法、来年半ばにも導入へ
オーストラリアで、枝肉の測定にX線やハイパースペクトルカメラを利用する「客観的枝肉計測(Objective carcase measurement、OCM)」技術が、来年中ごろにも導入される見通しだ。
英富豪がAACoへの投資で巨利、反発なし
国内最大の牧場を保有する牧畜業者S・キッドマン&カンパニーの買収劇などで外資による農業投資が注目を集める中、牧場保有で国内2位の牛肉生産大手オーストラリアン・アグリカルチュラル・カンパニー(AACo)に投資する英国人富豪ジョー・ルイス氏が、オーストラリアの世論の反対を受けることなく、保有株式を38%をわずかに下回る水準まで買い増し、巨額の利益を得ていることが分かった。
CBHが収穫見通し引き下げ、霜の被害で
西オーストラリア(WA)州最大の穀物取扱業者CBHがこのほど、霜の被害を理由に、今年の穀物収穫量見通しを1,300万~1,400万トンと、これまでの予想の1,500万~1,700万トンから引き下げた。
中国で大人気!ウィートビックスが当地で改名
オーストラリアやニュージーランド(NZ)で朝食などに人気の、ビスケット状の全粒小麦シリアル「ウィートビックス」が、中国で1箱最高50豪ドル(1豪ドル=約79円)の高値で販売されるほどの人気だ。
独アルディ快進撃、売上高の伸び業界の3倍!
ドイツ系安売りスーパーマーケットのアルディの今年のオーストラリアでの売上高が、前年比で業界の伸びを3倍となる11%増加し、70億豪ドル(1豪ドル=約79円)を超える勢いだ。
ウールワース、業者締め付けで無罪主張
小売り大手ウールワースは10月31日、同社が中小の納入業者に対して利益の補てんを求めたことは消費者法に違反するとして、オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)がウールワースを相手取り2015年に連邦裁判所に起こした訴訟で、不正行為はなかったと潔白を主張した。