牛の遺伝子技術、業界がカーギル特許に反発
米農産品大手カーギルと遺伝子技術の投資会社ブランへイブン(Branhaven)が、オーストラリア国内の牛の品種改良で使用される遺伝子選択技術に関して、特許権を獲得したことが分かった。
米抜きでの選択肢が浮上 TPP絶望的との見方で
環太平洋連携協定(TPP)からの脱退を掲げる米国のドナルド・トランプ氏が今月、次期米大統領に選ばれたことで、TPPの発効は絶望的との見方がオーストラリアやニュージーランド(NZ)でも強まっている。
豪農業食品輸出が昨年度絶好調、牛肉けん引
オーストラリアからの農業食品輸出額が2015/16年度に、前年比1.5%増の460億豪ドル(1豪ドル=約82円)に伸びたことが、農業金融機関ルーラル・バンクの調べで明らかになった。
労働党の457ビザ制限策、農業界も難色
オーストラリア野党労働党のショーテン党首が外国人労働者の長期就労ビザ(457ビザ)の規制強化方針を示したことを受け、グリーンズ(緑の党)や農業団体などから、票集めのために保守主義に回ったと批判の声が強まっている。
最新式の枝肉計測法、最高90カ所に導入へ
オーストラリアの食肉処理場では来年から、最高で90カ所の食肉処理場にX線や3Dイメージングなどの先進技術を利用した、枝肉の最新の客観的計測方法が導入される。
羊ヤギの電子タグ義務化、VICが補助金
ビクトリア(VIC)州政府がこのほど、来年1月に義務化される羊とヤギの電子タグの装着に、1,700万豪ドル(1豪ドル=約82円)を拠出すると発表した。
牛肥育場の頭数が高値で13%減、7~9月
オーストラリアのフィードロット(肥育場)の肉牛頭数が2016年第3四半期(7~9月)には78万8,873頭となり、前期比で13%減少したことが、オーストラリア・ロットフィーダーズ協会(ALFA)とオーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)の発表で分かった。
食肉マニルドラ、ウールワースとの契約失う
ニューサウスウェールズ州クータムンドラ(Cootamundra)の食肉加工会社マニルドラ・ミート・カンパニーが、小売り大手ウールワースへの子羊(ラム)肉の納入契約を年内いっぱいで終了する。
北部のエビ養殖計画、検疫施設の改修完了
エビ養殖会社シーファームス・グループがオーストラリア北部で進める、15億豪ドル(1豪ドル=約82円)規模の大規模エビ養殖事業「プロジェクト・シードラゴン」で、130万豪ドルを投じた西オーストラリア州エクスマウスの養殖施設の改修が完了した。