豪は砂糖税導入を、グラッタンが報告書
肥満予防などを目的に清涼飲料水に対して課される「砂糖税」をオーストラリアは導入すべきであり、44億豪ドル(1豪ドル=約80円)規模の飲料業界から徴収できる税額は年間5億2,000万豪ドルに上る─。
NZ魚油精製シードラゴン、 上期赤字膨らむ
ニュージーランド(NZ)のフィッシュオイル(魚油)精製最大手シードラゴンの9月期中間決算は、純損益が340万NZドル(1NZドル=約78円)の赤字と、前年同期の赤字額68万8,000NZドルから損失が大幅に拡大した。
製糖大手2社の「砂糖戦争」、農相が介入へ
オーストラリア連邦政府のジョイス副首相兼農相は今月29日、製糖事業を手掛けるシンガポールのパーム油世界最大手ウィルマー・インターナショナルの幹部社員と会談し、同社と砂糖輸出大手クイーンズランド・シュガー(QSL)の間で起こっている「砂糖戦争」の解決を目指す方針だ。
NZフォンテラが乳価引き上げ、今季3回目
ニュージーランド(NZ)の乳業最大手フォンテラは今月、乳製品価格の回復を背景に、今シーズンの農家へ支払う生産者乳価見込みを固形乳1キログラム当たり6NZドル(1NZドル=約79円)と、0.75NZドル大幅に引き上げた。
中国が豪社の粉乳輸入停止、理由明かさず
中国政府が今月4日、ビクトリア(VIC)州に拠点を置く乳幼児用粉ミルク製造会社ビプラス(Viplus)・デアリーからの商品輸入を差し止めたことが分かった。
グレインコープ減益、好調麦芽事業が下支え
東部州最大の穀物商社グレインコープが16日に発表した9月期通期決算は、純利益が3,100万豪ドル(1豪ドル=約83円)と、前年度から100万豪ドル減少し、2008年以来の少ない利益となった。
NZ、中国とのFTA再交渉を開始へ
ニュージーランド(NZ)のキー首相は20日、ペルーで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席し、中国との自由貿易協定(FTA)のアップグレードに関する交渉を来年前半に開始すると発表した。
豪上院、バックパッカー税再審議へ
オーストラリアの連邦上院議会は24日、ワーキングホリデービザ所有者を対象とした所得税の引き上げ(バックパッカー税)改正法案について、与党保守連合(自由党・国民党)が提示する税率19%ではなく、ランビー議員が提案した税率10.5%の修正案を賛成37票で可決した。