連邦・州は農業規制緩和を、生産性委が提言
オーストラリア連邦政府の生産性委員会はこのほど、煩雑な規制関連手続きや関連コストなど、農業生産者がかぶる負担の軽減を目的に、連邦政府と州・準州政府に対して規制緩和を求める複数の提言をまとめた。
穀物育種2社の合併計画、競争委が懸念
南オーストラリア(SA)州アデレードに本社を置く穀物育種会社オーストラリアン・グレイン・テクノロジーズ(AGT)が西オーストラリア(WA)州の同業インターグレインに提示した買収計画について、オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)はこのほど、大麦種子の開発や品種改良において市場競争を阻害する可能性があるとの見解を明らかにした。
スペイン産牛肉、豪の脅威にならず=MLA
オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)はこのほど、インドネシアでの牛肉市場について、スペイン産牛肉はオーストラリアの脅威にはならないとの見方を示した。
QLDの農場価値、サイクロン影響は限定的
クイーンズランド(QLD)州では先週サイクロン「デビー」で農業などに大きな被害が出たが、専門家によれば、農場の価値を引き下げるマイナスの影響はほとんどないとみられている。
昨年の酒類販売、小売り大手がシェア拡大
オーストラリアで昨年1年間に、酒類販売店(パブやバーなどを除く)でのアルコール飲料の販売総額が145億豪ドル(1豪ドル=約85円)に上り、このうち72.3%をスーパーマーケット大手傘下の酒類販売店が占めたことが、ロイ・モーガンの最新の報告書で明らかになった。
中国老舗食品社、豪健康食品への投資合意
中国老舗肉まんチェーン「狗不理」の運営などを行う狗不理集団が、オーストラリアの健康補助食品製造ブルームス・ヘルス・プロダクツに6,000万豪ドル(1豪ドル=約84円)を投資することで合意に至った。
いち押しの豪産食材は?日本のシェフが視察
VIC州のオトウェイポークで放し飼いの飼育場を見学(在日オーストラリア大使館提供)
日本で活躍するシェフやソムリエを対象に、オーストラリアの食材や食文化への理解を深めてもらうための「TASTE OF AUSTRALIA オーストラリア食材の魅力体験ツアー」が4日まで、6日間にわたり開催された。