TAS、サケ養殖の汚染除去システム承認
タスマニア(TAS)州の環境保護局(EPA)はこのほど、同州のサケ養殖最大手タサルが州西岸のマッコーリー・ハーバーで試験的に利用中の汚染除去システムの使用を正式に承認した。
不要な「酪農子牛」活用を!TAS州で提唱
酪農業界では、生まれたての雄の子牛は「ボビー・キャブズ(bobby calves)」と呼ばれ、多くが不要な副産物として扱われているが、これを肉牛として活用する「デアリービーフ(酪農牛肉)」業界をタスマニア(TAS)州で開始すべき――。
乳業の実務規範導入、遡及的価格変更を禁止
オーストラリアの乳業界は、乳業会社による酪農家の扱いを統制することを目的とした自主的な実務規範(code of practice)を導入した。
豪州農産品の争奪戦、日本は本腰入れて参戦を 田中豊裕氏インタビュー
経済成長の続く東南アジアで食の西洋化が進み、動物性たんぱく質を中心とする食料需要の強まりが予想される中で、「アジアの食料庫」であるオーストラリアの争奪戦が現実のものとなっている。
キリン、豪ライオン乳製品部門売却検討か
26日付のオーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)は、飲料大手キリンホールディングス(中野区)がオーストラリア子会社である醸造・乳製品大手ライオン(豪ライオン)の乳製品部門「ライオン・デアリー・アンド・ドリンクス」の売却を検討していると報じた。
豪の酪農業界、来年度に回復へ=ラボバンク
オーストラリアの酪農業界は、生産者乳価の回復や気象条件の改善、投入コストが比較的に低水準で維持されるとの予測から、2017/18年度は前年に比べて良好な1年になる─。
NZ南島のロブスター、観光化で漁獲減?
ニュージーランド(NZ)南島のカイコウラ地区で、観光客によるロブスター(crayfish、食用ザリガニ)の捕獲が増えていることから地場水産業者の漁獲量が減少している。
サンライス6年ぶり減益、プール事業が赤字
オーストラリア・コメ生産者協会(RGA)傘下のサンライスがこのほど発表した2017年4月期決算は、売上高が11億豪ドル(1豪ドル=約85円)と前年度比で12%減、税引き後の純利益は3,420万豪ドルと同34%減と6年ぶりの減益となった。