キンバリーかんがい事業、キヌアとチア収穫へ
西オーストラリア州北部キンバリー地区のオード(Ord)リバーかんがい事業で開発の第2弾を手掛けるキンバリー・アグリカルチュラル・インベストメント(KAI)が、2,600ヘクタール以上の農地で今年の収穫を開始した。
豪企業はアジアでの投資拡大を=CBH
オーストラリアは、成長が期待できるアジア市場に対して一次産品を販売することばかりに注力しているが、アジア地域に事業を拡大し、同市場への投資もさらに増やすべき─。
QLD州で穀物不足、南部から海上輸送も?
クイーンズランド(QLD)州やニューサウスウェールズ(NSW)州北部地域で乾燥による穀物不足が生じており、オーストラリア南部地域との穀物価格の差が1トン当たり80~90豪ドル(1豪ドル=約87円)に拡大している。
牧草ライグラス、ゲノム編集で品種改良
ビクトリア州政府と酪農研究機関デアリー・オーストラリア(DA)の合弁事業「デアリーバイオ(DairyBio)」が、ゲノム編集を用いて牧草ライグラスの品種改良を進めている。
VIC州酪農の利益率が改善=報告書
オーストラリア・ビクトリア(VIC)州の酪農業界では2016/17年度(16年7月~17年6月)、牛乳の買い取り価格が15/16年度から6%低下したものの、良好な気候でえさ代が減ったことや厳しいコスト削減が奏功して、農家の利益率がやや改善した。
貯蔵牧草カバーで品質維持、生乳生産に効果
カナダに本社を置くラレマンドの傘下で、家畜の栄養に関する各種ソリューションを提供する仏ラレマンド・アニマル・ニュートリション(Lallemand Animal Nutrition)のオーストラリア子会社のテクニカルサービスマネジャーを務めるデービッド・ルイス氏は、同社が開発したサイレージ(貯蔵牧草)カバー「サイロストップ(Silostop)」を使用することにより梱包された牧草が空気にさらされることを防ぎ、品質を維持し、生乳生産量の減少を食い止める効果があると述べている。
NZ酪農業界、GHG排出削減にコミット
ニュージーランド(NZ)の酪農家団体デアリーNZは、今月23日の総選挙の結果にかかわらず、業界として温室効果ガス(GHG)排出の削減を進めていく方針に変わりはないとの立場を明らかにした。