石油・ガス業界の地震探査、水産業界が懸念
オーストラリアのビクトリア(VIC)州とタスマニア(TAS)州の水産業界が、石油・ガス会社による地震探査が地元の水産業に打撃を与えるとして、探査事業の実施に不安を募らせている。
ワンクロップ、綿花用フィルム開発に資金獲得
オーストラリアの農業テクノロジー企業、ワンクロップ(OneCrop)はこのほど、綿花栽培で使用するプラスチックを減らすための技術開発に、農業サービス会社トワイナム・アグリカルチュラル・グループからの資金援助が決定したことを明らかにした。
NSW州政府、害虫カメムシの制圧を宣言
オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州のブレア第一次産業相はこのほど、昨年後半にシドニー西郊外のグレンデニングの倉庫で発見された農業害虫であるクサギカメムシ(brown marmorated stink bug)の拡大を抑えたと述べ、もはやバイオセキュリティー上の懸念はないと宣言した。
官民連携のマレー川の水流改善計画、合意へ
オーストラリア連邦政府とニューサウスウェールズ(NSW)州政府はこのほど、かんがい会社マレー・イリゲーション・リミテッド(MIL)と協定を結び、NSW州とビクトリア州の州境にあるバーマー(Barmah)でマレー川の川幅が狭くなっている狭窄部の水流を改善する案に合意した。
深刻化する干ばつ、「60年で最悪」
オーストラリアのターンブル首相は、ニューサウスウェールズ(NSW)州とクイーンズランド(QLD)州の干ばつが深刻化し、過去60年で最悪の状態となっているとの認識を示した。
製紙メーカーの発電施設、健康上の懸念
オーストラリアの製紙メーカー、オーストラリアン・ペーパー(Australian Paper)が、同社がビクトリア(VIC)州東部に持つ製紙工場で、ごみの焼却熱を活用した発電施設の併設計画を進めていることについて、地域の住民が健康上の懸念を示している。