17年の豪農地取引、綿花業界で活発化へ
オーストラリアの農業不動産市場では来年、全体的な農地の取引件数が若干落ち込むと予想されるが、綿花農場の取引は2012年以来で最も活発化するだろう─。
ウィルマーがイで人権侵害か、パーム油で
クイーンズランド(QLD)州で製糖事業を行うシンガポールのパーム油世界最大手ウィルマー・インターナショナルがこのほど、インドネシアにおける人権侵害の疑いで告発された。
物流界の有名人、 農業会社ウェブスターに転身
物流サービス会社キューブ・ホールディングスの名物会長クリス・コリガン氏が、来年キューブを去り、農業会社ウェブスターの会長として農業で経営手腕を発揮する方針を示した。
綿花作付面積が大幅増、未経験農家の参入で
非かんがい地域で初めて綿花栽培を開始した農家の作付けが貢献し、今夏の綿花の作付面積は最大52万ヘクタールに達し、2015/16年度の22万ヘクタールの2倍以上に達する見通し─。
VICの新貨物ターミナル稼働、農家に期待
ビクトリア(VIC)州メルボルンに本社を置く鉄道運営で民間最大手のSCTロジスティクスはこのほど、同州北部ウォドンガに建設した新貨物ターミナルの運用を開始した。
独バイエル、米同業買収で綿花研究に影響か
米農業化学大手モンサントの買収計画を発表したドイツの製薬大手バイエルが、オーストラリア北部のオード(Ord)リバーのかんがい計画で進めていた、遺伝子組み換え(GM)綿花の栽培実験を突如中止した。
バイエルのモンサント買収、豪農家が懸念
ドイツの製薬大手バイエルが、米農業化学大手モンサントの買収で合意したことを受け、オーストラリア国内の農家からは、合併による市場競争の低下や、今後の研究や商品開発への影響を懸念する声が上がっている。
綿花ナモイが全株式の上場模索、株主に説明
オーストラリアの綿花大手である協同組合のナモイ・コットンは、全ての株式をオーストラリア証券取引所(ASX)に上場させることを目指し、株主である生産者200人以上との協議を開始する。
NSW州西部で水不足、綿花農場が生産停止
ニューサウスウェールズ(NSW)州西部のメニンディー(Menindee)湖で、乾燥の強まりで水が不足し、地元の綿花農場「タンドウ(Tandou)」が生産停止に追い込まれている。