かんがい水の不平等割り当て、一部業者に恩恵
2018年2月23日
オーストラリア国内を流れるマレー川とダーリング川の水域の農家の間では、バーナビー・ジョイス副首相(国民党党首)が昨年結んだ、かんがい水の割り当てについての協定で、農業ビジネス大手、ウェブスター(Webster)が極端に有利な待遇を受けていると、不満が高まっている。
マレーダーリング流域農家、政府への不信あらわに
2018年2月19日
オーストラリアでは、かんがいによる水資源の乱用を防止することなどを目的に、マレー川とダーリング川流域の各州が2012年に締結したマレー・ダーリング盆地(MDB)計画の内容が、農家の事情よりも政治的な利害関係を反映しているため、MDB地域の農家の間では各州政府に対する不信感が高まっている。
コメ上回る?NSW南部で綿花作付け拡大
2018年2月2日
米農業化学大手モンサント(Monsanto)が、オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州南部で今年の綿花の作付け量が、昨シーズンの5万8,210へクタールから9万102ヘクタールに伸びるとの見通しを発表した。
NSW綿花団体、農薬ドリフト被害で緊急会議へ
2018年1月5日
オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州の綿花生産者団体、ウォルゲット綿花生産者協会(Walgett Cotton Growers’ Association、WCGA)は4日までに、州内の農地計5,000ヘクタールが、クリスマス期間に散布された農薬のドリフト(漂流飛散)で被害を受けたとして、緊急会議を招集した。
非かんがい綿花栽培、豪北部で試験
2017年12月8日
オーストラリア・クイーンズランド(QLD)州北西部の森林・サバンナ地域、ガルフ・カントリー(Gulf Country)で、かんがい用水を使用しない綿花の大規模栽培プロジェクトが行われている。