マレーダーリング盆地計画、与野党が協力へ
2018年5月10日
オーストラリアのターンブル政権は、国内を流れるマレー川とダーリング川の水域にある各州の間で資源を平等に配分することを目的に連邦政府がまとめたマレー・ダーリング盆地(MDB)計画で、今後環境に戻す水450ギガリットルを、ニューサウスウェールズ(NSW)州、ビクトリア(VIC)州、南オーストラリア州の水関連インフラプロジェクト37件を通して確保するという方針を固めた。
NSW州マランビジー、綿花収穫過去最高に
2018年4月23日
綿花の主要産地であるオーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州南部のマランビジー(Murrumbidgee)で今年、過去最高となる6万7,000ヘクタール分の収穫が見込まれている。
かんがい水の不平等割り当て、一部業者に恩恵
2018年2月23日
オーストラリア国内を流れるマレー川とダーリング川の水域の農家の間では、バーナビー・ジョイス副首相(国民党党首)が昨年結んだ、かんがい水の割り当てについての協定で、農業ビジネス大手、ウェブスター(Webster)が極端に有利な待遇を受けていると、不満が高まっている。
マレーダーリング流域農家、政府への不信あらわに
2018年2月19日
オーストラリアでは、かんがいによる水資源の乱用を防止することなどを目的に、マレー川とダーリング川流域の各州が2012年に締結したマレー・ダーリング盆地(MDB)計画の内容が、農家の事情よりも政治的な利害関係を反映しているため、MDB地域の農家の間では各州政府に対する不信感が高まっている。
コメ上回る?NSW南部で綿花作付け拡大
2018年2月2日
米農業化学大手モンサント(Monsanto)が、オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州南部で今年の綿花の作付け量が、昨シーズンの5万8,210へクタールから9万102ヘクタールに伸びるとの見通しを発表した。