AACoで内輪もめ、株主総会で決着へ
畜産大手オーストラリアン・アグリカルチュラル・カンパニー(AACo)で主導権をめぐる争いが起きており、27日に開催の定例株主総会で決着が付く見通しだ。16日付シドニー・モーニング・ヘラルドが報じた。
AACoめぐる争い、IFFCO有利に
畜産大手オーストラリアン・アグリカルチュラル・カンパニー(AACo)の支配権をめぐる争いで、20%株式を保有するアラブ首長国連邦(UAE)のインターナショナル・フードスタッフス(IFFCO)の陣営が有利になった。
地方産業大手、AACo株20%を売却
地方産業大手エルダーズ(旧フューチャリス)は11日、保有する畜産大手オーストラリアン・アグリカルチュラル・カンパニー(AACo)の残りの株式20%を8,450万豪ドルで売却したことを明らかにした。
畜産大手による買収案、主要株主が拒否
畜産大手オーストラリアン・アグリカルチュラル・カンパニー(AACo)は8日、北部準州(NT)で計画していた2放牧場の買収案に対して、同社の主要株主であるドバイ拠点のIFFCOポルトリー・カンパニーが拒否したことを容認する考えを明らかにした。
VIC州中部の市場、肉牛価格は弱含み
ビクトリア(VIC)州中部イーで8日、月に1度のセールヤード(生産者が生体肉牛を売却する市場)が開かれ、価格は前月比で横ばいから1キロ当たり10セント安で取引された。
ウールワース、豚肉生産者との契約継続
動物の扱いが残酷であるとして動物保護団体から糾弾されているタスマニア(TAS)州の養豚場との契約打ち切りを求められていた小売り大手ウールワースが、現段階での契約続行を発表した。
AACo株売却計画、株主が否決
地方産業大手フューチャリスによる畜産大手オーストラリアン・アグリカルチュラル・カンパニー(AACo)の保有株19.9%の売却計画が27日、AACoの株主総会で否決された。
害虫駆除費引き上げ、畜産生産者が反発
ニューサウスウェールズ(NSW)州の畜産衛生・害虫対策機関(LHPA)が再編されたことにより、害虫・病害管理などを目的に徴収される負担金が急増したとして、生産者が猛反発していることが分かった。