偽装オーガニック豚肉、告発も当局静観
有機無農薬(オーガニック)の豚肉に偽装表示の疑いがあるにもかかわらず、監督機関である豪自由競争・消費者委員会(ACCC)が静観している――13日付ウィークリー・タイムズが伝えた。
牧羊業者、ACT公益事業を非難
キャンベラの南15キロメートルのウィリアムズデールで牧羊業を営むマイケル・マクドナルド氏とブレット・マクドナルド氏は、首都圏特別区(ACT)政府傘下の公益事業ACTEWの水パイプライン敷設計画に伴う実地調査によって業務に支障が出ていると非難している。
品種改良プログラム、牧羊業に付加価値
豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)の調査によれば、「オーストラリアン・シープ・ブリーディング・バリューズ(ASBVs)」などの品種改良プログラムの成果により、全国の牧羊業が昨年だけで約1,750万豪ドル相当の付加価値が得られたという。
牛繁殖会社2社、乳牛検定サービス合併
繁殖用の牛精液を扱うABSオーストラリアはこのほど、ビクトリア州北部の乳牛検定サービス事業を同業ノーザン・ハード・デベロップメント(NHD)と合併させると発表した。
AACo見通し、豪ドル高で下方修正
畜産大手オーストラリアン・アグリカルチュラル・カンパニー(AACo)は2日、2009年度下期(09年7~12月)の業績見通しを下方修正し、税・利子引き前利益(EBIT)はほとんど見込めないことを明らかにした。
BSE発生国からの輸入解禁、上院調査
上院委員会が、牛肉輸入の規制を緩和する政府の方針が牛海綿状脳症(BSE)フリーである豪州の牛肉市場を脅かすことがないか調査を行うことが分かった。
NZで羊の脳症確認、伝染性はなし
ニュージーランド(NZ)の検疫検査局バイオセキュリティー・NZは28日、1頭の羊から脳の病気である異型スクレイピー(atypical scrapie)が認められたことを明らかにした。
NZ食肉業界、為替と需要減で打撃か
ニュージーランド(NZ)の食肉生産農家は今後1年間、羊肉や牛肉に対する需要が低下しつつあることに加え、NZドル高の影響で厳しい状況に直面する――NZ農林省が指摘している。