WA牧畜業者、ピルバラからの生体牛輸出に意欲
西オーストラリア(WA)州の主要牧畜業者らが、ピルバラ地方にあるオンズロウ(Onslow)の港湾施設を、生体牛の輸出にも利用できるよう取り組みを進めている。
豪牛肉輸出、昨年は最高水準 今年は100万トン前後に
オーストラリアからの牛肉輸出(子牛肉含む)が昨年は128万5,000トンと、過去最高を記録した2014年と並び、5年平均からは23%増と好調だった。
豪、日米蘭からの牛肉輸入解禁リスクを精査
オーストラリア連邦政府が、牛海綿状脳症(BSE)の発生を理由にこれまで禁止している米国と日本、オランダからの生鮮牛肉と冷凍牛肉の輸入について、輸入を再開した場合の防疫リスクを精査している。
加工業者の競売ボイコット、処分なし=ACCC
オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)は9日、ビクトリア(VIC)州の農家が調査を求めていた、牛肉加工9業者によるなれ合いと反競争的行為について、十分な証拠がないことを理由に処分を見送る方針を示した。
牛肉CPCが契約長期化を模索、価格高で
オーストラリアの非上場企業として牛肉生産最大手であるコンソリデーテッド・パストラル・カンパニー(CPC)は今後、主要顧客との納入契約をスポット契約から長期契約に切り替えていく方針だ。
NZ子羊数が60年来の少なさ、干ばつなどで
ニュージーランド(NZ)の2014/15年度(14年10月~15年9月)の子羊数が2,360万頭と、前年度から6.7%(173万頭)減少し、1953年以降で最も少なくなったことが、生産者団体ビーフ・ラムNZ(B+LNZ)の調査で分かった。
ベテランによる新興食肉企、VICに新処理場
ビクトリア(VIC)州の新興食肉加工会社オーストラリアン・ミート・グループ(AMG)が、メルボルン南東部の産業地域にある食肉処理場の再開発を進めている。
打倒豪州!ブラジルが アジア生体牛輸出に本腰か
オーストラリアで干ばつや牛肉価格の上昇を背景に肉牛数が減少する中、アジアや中東向けの生体牛輸出で、ブラジルがオーストラリアの市場シェア獲得を虎視眈々(たんたん)と狙っているようだ。