豪最大の牧場、豪投資企と上海鵬欣が共同買収案
オーストラリア証券取引所(ASX)に上場する投資会社オーストラリアン・ルーラル・キャピタル(ARC)は8日、中国の複合企業、上海鵬欣集団(Shanghai Pengxin Group)と共同で、オーストラリア最大の牧場を有するオーストラリアの牧畜業者S・キッドマン&カンパニーの買収に乗り出す考えを明らかにした。
北部の肉牛輸送道路整備、NT農家団体が実施案
オーストラリア連邦政府が国内北部の肉牛輸送道路の整備に1億豪ドル(1豪ドル=約86円)を拠出する「ノーザンオーストラリア・ビーフ・ローズ・プログラム(NABRP)」の資金配分で、北部準州(NT)畜産農家協会(NTCA)がこのほど、NTとクイーンズランド(QLD)州、西オーストラリア(WA)州が同額を受け取る配分方法を提言した。
ヤン鉱と得利斯が豪で合弁、中国に牛肉輸出
石炭大手のヤン州煤業の親会社である中国国有の (ヤン)鉱集団(YANKUANG GROUP)が先月、中国の豚肉加工販売大手の山東得利斯食品(Shandong Delisi Food)とオーストラリアで合弁会社「オズスター(OzStar)」を設立することで合意したと発表した。
牛肉業界の生き残り、消費者を前線に=テイズ
牛肉の購入者はさまざまなニーズを満たす商品を購入したいと考えており、肉牛不足の中で牛肉業界が前進するためには、消費者を「第一線」に置く必要がある─。
干ばつ被害のQLD農家、太陽光発電に望み
干ばつ被害の続くクイーンズランド(QLD)州中西部ロングリーチの元牧畜農家ジェームズ・ウォーカー氏は、事業多角化を目的に、所有する2万エーカーの農地で太陽光発電事業を行う計画だ。
日本向け牛肉輸出、減少へ=ABARES 高値と米国産との競合で
オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)は1日、農産品生産高見通しを発表し、2015/16年度の日本への牛肉輸出量が、前年度比8%減の28万トンに落ち込むとの見通しを明らかにした。