生体家畜輸出、 継続も政府内で意見対立
オーストラリア連邦政府は、専門家による調査の結果を踏まえ、中東地域向けの生体家畜輸出を継続することを決定したものの、レイ前保健相が23日までに禁止を求める法案を提出するなど、与党内で意見の対立が生じている。
GPS活用の牧場仮想フェンス、 商用化開始!
オーストラリアのアグリテック企業アジャセンズ(Agersens)は22日までに、連邦政府などからの補助金を受けながら開発を進めていた仮想フェンスの「eシェパード(eShepherd)」の商用化を達成した。
ティーゲルの新養鶏場、当局が追加情報要求
ニュージーランド(NZ)最大の鶏肉生産会社ティーゲル(Tegel)は、北島ノースランド(Northland)に設立を計画しているブロイラー用の養鶏場について、雇用創出の根拠や悪臭の査定などより詳しい情報の提供を地元当局から求められている。
NZ予算、牛マイコ対策には不十分=業界
ニュージーランド(NZ)政府は2018/19年度予算案の中で、昨年から国内で拡大を続けている牛マイコプラズマ感染対策などに、本年度分の8,500万NZドル(1NZドル=約76円)に930万NZドルを追加拠出することを明らかにした。
NZ牛、マイコ感染拡大 政府の追跡システム機能せず
ニュージーランド(NZ)のオコナー農相は、昨年7月ごろから南島のカンタベリー(Canterbury)を中心にまん延している牛マイコプラズマ感染が、今月上旬までに北島にも拡大し、主要酪農地域ワイカト(Waikato)周辺の39件の農場で新たに感染が確認されたと発表した。
NSW政府、超大型車両の干し草輸送を認可
オーストラリアのニューサウスウェールズ(NSW)州政府が向こう半年間、同州北西部ガネダ(Gunnedah)~タムワース(Tamworth)間のオクスリー(Oxley)・ハイウエーで、3両のトレイラーをけん引する最長36.5メートルの超大型トラック「Bトリプル(B-triple)・トラック」による干し草輸送を認めることが分かった。
豪牛肉業界、中国での偽物防止にナノテク活用
オーストラリアの高級牛肉業界は、オーストラリア産牛肉と称した偽物が中国で偽装販売されるケースが相次いでいるため、最新の暗号技術を活用した防止策に乗り出した。