豪のバイオ燃料分野、シンガポールに後塵拝す
オーストラリア連邦政府は、農業廃棄物や生ごみを次期戦略的燃料として扱うための迅速な行動をとらない限り、積極的なバイオ燃料施策を展開するシンガポールに持続可能な航空燃料(SAF)などの分野でシェアを奪われることになる――。 […]
持続可能航空燃料の需要拡大、豪農業に好機
持続可能な航空燃料(SAF)に対する世界的な需要は2030年までに10倍に膨らむと予想され、SAFの原料となるオーストラリア産農作物への需要も大きく伸びるだろう――。農業系銀行ラボバンクが指摘した。ウエスト・オーストラリ […]
バイオエネ向け短伐林業、NZ経済を変革か
バイオエネルギー生産を目的とした短伐期林業(SRF)が、ニュージーランド(NZ)北島ノースランドの経済を変革し、化石燃料への依存度を引き下げる可能性がある――。同国の公的林業研究機関サイオン(Scion)が明らかにした。 […]
グレインコープ、バイオ燃料生産拡大へ
オーストラリア東部州最大の穀物商社グレインコープのスパーウェイ最高経営責任者(CEO)はこのほど、バイオ燃料の生産拡大に向けて油糧種子の搾油工場を開設するには5億豪ドル(1豪ドル=約104円)以上の資金が必要になるとの見 […]
今週の農業1行フラッシュニュース!(2024年5月31日)
【青果】NZ当局、キウイなどの農薬承認維持を決定(RNZ) NZ環境保護局(EPA)がこのほど、農薬として利用される水素化シアナミドに関し、既存の承認を維持するとした。キウイフルーツ農場などで1980年代から使用されてい […]
空気中の炭素を土壌に、 豪バイオ企業が開発
オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州オレンジに本拠を置く農業技術企業ローム・バイオはこのほど、作物に散布することで空気中の炭素を土壌に取り込む微細な菌類を含む粉末「カーボンビルダー」を開発した。地中の炭素が […]
エルダーズ上期、気候や肥料の不振で5割減益
オーストラリア証券取引所に上場する農業サービス会社エルダーズはこのほど、2023/24年度上半期(23年10月-24年3月)決算で54%減益となったことを明らかにした。厳しい気候条件と家畜や穀物肥料の価格下落、顧客センチ […]
今週の農業1行フラッシュニュース!(2024年5月24日)
【酪農】乳製品価格GDT指数が続伸、3.3%上昇(OTH) 乳製品の価格指標グローバル・デアリー・トレード(GDT)価格指数は21日の競売で、前回から3.3%上昇した。4月2日の競売以降4回続伸。地元紙によるとNZXのア […]
バイオセキュリティー賦課金、見通し立たず
オーストラリア連邦政府が今年7月に導入を予定しているバイオセキュリティー保護賦課金(BPL)の決議に関し、上院でキャスチングボートを握る無所属議員や環境政党グリーンズ(緑の党)が正式に反対を表明したことが分かった。BPL […]
今週の農業1行フラッシュニュース!(2024年5月17日)
【綿花】メジャーの綿花ナモイ買収、競争委が懸念示す(OTH) 4大穀物メジャーの1社ルイ・ドレフュス(LDC)が豪綿加工最大手ナモイ・コットンに買収を仕掛けている件で、競争委員会(ACCC)が懸念を示した。WA州とNTの […]