GMカノーラ生産量、今年10倍に増加か
ビクトリア州とニューサウスウェールズ州で今年に生産が予定されている遺伝子組み替え(GM)カノーラの作付面積が、昨年の9,500ヘクタールから10万ヘクタールに急増する見通し――18日付ウィークリー・タイムズ紙が伝えた。
政府、バイオセキュリティーの注意喚起
農林水産省はこのほど、農作物収穫要員としてバックパッカーなどを雇う生産農家に対し、バイオセキュリティーに関する注意を喚起するパンフレットを配布したことが分かった。
GM飼料飼育家畜の食品、知らずに消費
遺伝子組換(GM)作物を使った輸入家畜飼料の利用が豪州で拡大していることが、豪農業資源経済局(ABARE)が先月29日に発表したGM飼料に関する報告書で明らかになった。
国内初GMカノーラ試験栽培、結果公表
ニューサウスウェールズ州(NSW)とビクトリア(VIC)州で2008年に解禁された遺伝子組み換え(GM)カノーラについて、両州で行われた試験栽培の結果がこのほど明らかになった。
NZ航空が注目、燃料用作物栽培を豪に
食用に適さない作物が原料の「第2世代バイオ燃料」による世界初の試験飛行に成功したニュージーランド(NZ)航空のファイフ最高経営責任者(CEO)は、「豪州北部はヤトロファ(ナンヨウアブラギリ)の栽培に適している」と注目していることを明らかにした。
バイオエネルギー、普及は規制と支援で
農作物などバイオマスを原材料とした再生可能エネルギーを本格普及させるには、排出権取引(ETS)制度の導入だけでは十分な効果は得られない――普及促進団体バイオエネルギー・オーストラリア(BA)と豪農業研究開発公社(RIRDC)がこのほど、意見書「炭素取引と再生可能エネルギー」を共同で発表。
GM綿花、殺虫剤最大85%削減
害虫や除草剤に強い遺伝子組み換え(GM)綿花は、殺虫剤の使用量を大幅に減らし、生産性を向上させた――豪政府機関である農業科学局(BRS)がこのほど発表した報告書で明らかにした。


