バイオ燃料の試験工場、QLD州に建設
オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州ワガワガに本社を置く廃潤滑油の再生会社、サザン・オイル・リファイニングはこのほど、クイーンズランド(QLD)州北部グラッドストーンにバイオ燃料のパイロットプラントを建設する計画を明らかにした。
中国企の出資増、買収意図ない=ニューファーム
住友化学が出資するオーストラリア農薬大手ニューファームのグレッグ・ハント最高経営責任者はこのほど、中国のグリホサート生産最大手である福華集団(Fuhua Group)の張華(Zhang Hua)会長が、ニューファームへの出資比率を5.2%に引き上げたことについて、ニューファームの買収を意図したものではないとの見方を示した。
有機リン農薬の健康被害、 農家を調査へ
オーストラリアの全国農業従事者健康センター(NCFH)が、国内で広く使用されている有機リン農薬について、生産者の神経系に及ぼす影響を調べる1年間の調査を行う。
農業廃棄物から燃料、 SA経済の柱に?
南オーストラリア(SA)州で生産される小麦や大麦、かんきつ類、ブドウの木、木材パルプなどの農作物から取れる有機性廃棄物を使ったバイオ燃料生産事業を発展させることができれば、資源業界での雇用削減などに苦しむSA州経済を支える新たな産業となる─。
豪クリーンエネ公庫、バイオ基金に1億豪$
オーストラリアのクリーンエネルギー金融公庫(CEFC)は、新しく設置されたオーストラリア・バイオエネルギー・ファンド(ABF)に1億豪ドル(1豪ドル=約83円)を出資することを決めた。
肥料大手が脱線事故で損失、生産は維持
オーストラリアの肥料大手インシテック・ピボットは6日、同社の肥料原料を運んでいた貨物列車が昨年12月27日にクイーンズランド(QLD)州で脱線事故を起こしたことにより、本年度決算で約1,400万豪ドル(1豪ドル=約83円)の特別損失を計上するとの見通しを示した。
米肥料コークがWA進出か、競争激化へ
米国の肥料大手コーク(Koch)・ファーティライザーが、オーストラリアの農業関連企業ランドマークと提携し、昨年に8億豪ドル(1豪ドル=約90円)規模に達した西オーストラリア(WA)州市場への進出を計画しているもようだ。


