NZ肥料協同組合、好業績で農家に還元
ニュージーランド(NZ)の肥料大手で協同組合のレイブンズダウン(Ravensdown)が発表した5月期通期決算は、継続事業の税引き前利益と株主である農家に還元される払い戻し(リベート)額が合わせて6,200万NZドル(1NZドル=約73円)と、前年度の4,600万NZドルから増加した。
肥料CSBPがエルダーズと提携、勢力図に変化
西オーストラリア(WA)州に本社を置く複合企業ウェスファーマーズの肥料子会社CSBPが、農業関連サービス会社エルダーズと7年ぶりに同州での販売委託契約を締結した。
有機農業にも使える天然農薬、業界拡大に弾み
ニューサウスウェールズ(NSW)州北部ウィーワー(Wee Waa)拠点の農薬開発会社イノベーティブAgが、オーガニック(有機)栽培にも利用できる天然素材の農薬の開発に成功した。
バイオ燃料の試験工場、QLD州に建設
オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州ワガワガに本社を置く廃潤滑油の再生会社、サザン・オイル・リファイニングはこのほど、クイーンズランド(QLD)州北部グラッドストーンにバイオ燃料のパイロットプラントを建設する計画を明らかにした。
中国企の出資増、買収意図ない=ニューファーム
住友化学が出資するオーストラリア農薬大手ニューファームのグレッグ・ハント最高経営責任者はこのほど、中国のグリホサート生産最大手である福華集団(Fuhua Group)の張華(Zhang Hua)会長が、ニューファームへの出資比率を5.2%に引き上げたことについて、ニューファームの買収を意図したものではないとの見方を示した。
有機リン農薬の健康被害、 農家を調査へ
オーストラリアの全国農業従事者健康センター(NCFH)が、国内で広く使用されている有機リン農薬について、生産者の神経系に及ぼす影響を調べる1年間の調査を行う。
農業廃棄物から燃料、 SA経済の柱に?
南オーストラリア(SA)州で生産される小麦や大麦、かんきつ類、ブドウの木、木材パルプなどの農作物から取れる有機性廃棄物を使ったバイオ燃料生産事業を発展させることができれば、資源業界での雇用削減などに苦しむSA州経済を支える新たな産業となる─。