キツネ由来の抗菌剤、野菜・果物の寿命を延長
オーストラリア・クイーンズランド州を拠点とするバイオテクノロジー研究所、クラスターバイオテクノロジーはこのほど、野生のキツネの体内から採取した抗菌性物質を元に開発した抗菌剤が、野菜や果物の鮮度を維持できる期間を飛躍的に延ばすことができたと発表した。
豪のリンゴ褐変防止GMO技術、カナダ企が採用
オーストラリアは農産物への遺伝子組み換え(GMO)技術の導入を積極的に進めていないものの、開発研究の成果は世界で受け入れられつつあるようだ。
除草剤グリホサート欧で禁止か、豪農業に打撃
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会(EC)は10月31日までに、除草剤の成分、グリホサートの使用許可の延長に関する決定を延期すると発表した。
ニューファーム、EU作物保護事業を買収へ
住友化学が出資するオーストラリア農薬大手ニューファーム(Nufarm)は24日、中国の国有化学大手、中国化工(ChemChina)傘下のイスラエルの農業関連会社アダマ・アグリカルチュラル・ソリューションズとスイスの農薬大手シンジェンタの2社が保有する作物保護事業の取得を決定したと発表した。
ニューファーム、316%増益で12.5億$投資
住友化学が出資するオーストラリア農薬大手ニューファーム(Nufarm)はこのほど、2016/17年度通期(16年8月~17年7月)決算を発表し、純利益が前年度比316%増の1億1,450万豪ドル(約101億4,500万円)に達したことが分かった。
中国から豪への農薬輸入、大幅増で偽造品も
オーストラリアで昨年、中国からの農薬輸入額が40%以上の伸びを見せ、過去最高となる3億2,400万豪ドル(1豪ドル=約89円)に達したことが分かった。
アグリンク、NSWに農業物流拠点建設へ
オーストラリアの農業投資会社アグリンク・グローバルはこのほど、シドニー中西部の消費財向けの輸送ハブ、エンフィールド・インターモーダル施設に新たな農業ターミナルを建設する計画を発表した。
バイオ燃料原料に農業廃棄物を利用へ
オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州リベリナの農家らは、バイオ燃料の原料としての農業廃棄物の供給が数十億豪ドル規模の産業に成長する可能性があるとみている。


