中国から豪への農薬輸入、大幅増で偽造品も
オーストラリアで昨年、中国からの農薬輸入額が40%以上の伸びを見せ、過去最高となる3億2,400万豪ドル(1豪ドル=約89円)に達したことが分かった。
アグリンク、NSWに農業物流拠点建設へ
オーストラリアの農業投資会社アグリンク・グローバルはこのほど、シドニー中西部の消費財向けの輸送ハブ、エンフィールド・インターモーダル施設に新たな農業ターミナルを建設する計画を発表した。
バイオ燃料原料に農業廃棄物を利用へ
オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州リベリナの農家らは、バイオ燃料の原料としての農業廃棄物の供給が数十億豪ドル規模の産業に成長する可能性があるとみている。
住友とニューファーム、中国化工事業買収に食指
住友化学が出資するオーストラリア農薬大手ニューファームは、中国の国有化学大手、中国化工(ChemChina)が保有するイスラエルの農業関連会社アダマ・アグリカルチュラル・ソリューションズの事業の買収に向け動き出しているようだ。
NZルビコン、傘下の米バイオ企を完全買収
ニュージーランド(NZ)の林業バイオテクノロジー会社ルビコン(Rubicon)は6月29日、同社傘下で米国に本社を置く同業のアーボジェン(ArborGen)を完全買収したと発表した。
ケシ栽培TPI、NT事業拡大の前に要研究
オーストラリアのビクトリア(VIC)州メルボルンに本社を置くケシ栽培のTPIエンタープライゼズは、北部準州(NT)事業の拡大を進める前に、さらなる研究が必要だとしている。
豪当局の殺虫剤承認割合、申請数の30%に減少
オーストラリア殺虫剤・獣医薬当局(APVMA)が、2017年1~3月に新年度に向けて認可手続きに入った殺虫剤や獣医薬品の件数が、申請件数184件のうち30%となり、前期比20ポイント減となったことが分かった。
茎葉から搾油、CSIRO新技術を実用へ
種子だけでなく茎や葉からも植物油が採れるようにするオーストラリア科学産業研究機構(CSIRO)の画期的な遺伝子技術を、米バイオテクノロジー企業アムフォラが商業化することになった。
QLDのバイオ燃料新規制、穀物農家は歓迎
クイーンズランド(QLD)州政府が今年1月1日から、同州で販売するガソリンに占めるエタノール混合率10%の「E10」の割合を30%以上にすることを義務付けたことを受け、長期的に安定した需要がもたらされるとして、穀物農家の間には歓迎ムードが広がっている。