穀物汚染は農家の責任、集荷条件に留意=業界団体
オーストラリアの穀物生産者団体、グレイン・グローワーズ(GrainGrowers)が農家に対し、穀物取扱業者が提示する受取条件に留意するよう警告を発した。
住友化学、豪ボタニカル・リソーシズを買収
住友化学は22日、オーストラリア・タスマニア(TAS)州拠点の世界最大の除虫菊製造・販売業者ボタニカル・リソーシズ・オーストラリア(BRA)とそのグループ会社の株式82.9%を取得したと発表した。
天然イースト、ブドウのカビ防止に有効=伊研究
イタリアのミラノ大学の研究者らはこのほど、天然のイースト菌株に、一般に使用されているカビ防止剤より強力な防カビ効果を持つものがあることを発見した。
キツネ由来の抗菌剤、野菜・果物の寿命を延長
オーストラリア・クイーンズランド州を拠点とするバイオテクノロジー研究所、クラスターバイオテクノロジーはこのほど、野生のキツネの体内から採取した抗菌性物質を元に開発した抗菌剤が、野菜や果物の鮮度を維持できる期間を飛躍的に延ばすことができたと発表した。
豪のリンゴ褐変防止GMO技術、カナダ企が採用
オーストラリアは農産物への遺伝子組み換え(GMO)技術の導入を積極的に進めていないものの、開発研究の成果は世界で受け入れられつつあるようだ。
除草剤グリホサート欧で禁止か、豪農業に打撃
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会(EC)は10月31日までに、除草剤の成分、グリホサートの使用許可の延長に関する決定を延期すると発表した。
ニューファーム、EU作物保護事業を買収へ
住友化学が出資するオーストラリア農薬大手ニューファーム(Nufarm)は24日、中国の国有化学大手、中国化工(ChemChina)傘下のイスラエルの農業関連会社アダマ・アグリカルチュラル・ソリューションズとスイスの農薬大手シンジェンタの2社が保有する作物保護事業の取得を決定したと発表した。
ニューファーム、316%増益で12.5億$投資
住友化学が出資するオーストラリア農薬大手ニューファーム(Nufarm)はこのほど、2016/17年度通期(16年8月~17年7月)決算を発表し、純利益が前年度比316%増の1億1,450万豪ドル(約101億4,500万円)に達したことが分かった。