NZ発の水中大腸菌探知機、WWFから表彰
ニュージーランド(NZ)の水質保全団体、ワイNZ(Wai NZ)が開発した水中の大腸菌リアルタイムで探知する装置が4日までに、世界自然保護基金(WWF)の自然保全イノベーション賞を受賞した。
クローン羊ドリー、病気の検証結果明らかに
1996年に世界で初めて成熟細胞から作られたクローン羊「ドリー」は、変形性関節症などの加齢に関連する障害が懸念され、生後6年半のときに安楽死させられたが、実際には、変形性関節症の症状は同年齢の一般の羊と変わりなかった――。
穀物汚染は農家の責任、集荷条件に留意=業界団体
オーストラリアの穀物生産者団体、グレイン・グローワーズ(GrainGrowers)が農家に対し、穀物取扱業者が提示する受取条件に留意するよう警告を発した。
住友化学、豪ボタニカル・リソーシズを買収
住友化学は22日、オーストラリア・タスマニア(TAS)州拠点の世界最大の除虫菊製造・販売業者ボタニカル・リソーシズ・オーストラリア(BRA)とそのグループ会社の株式82.9%を取得したと発表した。
天然イースト、ブドウのカビ防止に有効=伊研究
イタリアのミラノ大学の研究者らはこのほど、天然のイースト菌株に、一般に使用されているカビ防止剤より強力な防カビ効果を持つものがあることを発見した。
キツネ由来の抗菌剤、野菜・果物の寿命を延長
オーストラリア・クイーンズランド州を拠点とするバイオテクノロジー研究所、クラスターバイオテクノロジーはこのほど、野生のキツネの体内から採取した抗菌性物質を元に開発した抗菌剤が、野菜や果物の鮮度を維持できる期間を飛躍的に延ばすことができたと発表した。
豪のリンゴ褐変防止GMO技術、カナダ企が採用
オーストラリアは農産物への遺伝子組み換え(GMO)技術の導入を積極的に進めていないものの、開発研究の成果は世界で受け入れられつつあるようだ。
除草剤グリホサート欧で禁止か、豪農業に打撃
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会(EC)は10月31日までに、除草剤の成分、グリホサートの使用許可の延長に関する決定を延期すると発表した。