干ばつでも増産、適正価格で水提供へ=乳業MG
国内最大の乳業組合マレー・ゴールバーン(MG)は、異常気象をもたらすエルニーニョ現象が今年干ばつをもたらした場合でも、酪農家向けに水を提供することで牛乳の集荷量を増やせると自信を示している。
豪小麦輸出、昨年度はインドネ向けが絶好調
オーストラリアからのインドネシア向け小麦輸出額が昨年(2014/15年)度に再び増加し、14億豪ドル(1豪ドル=約87円)に達したことが、農業金融機関ルーラル・バンクの調査部門アグ・アンサーズの調べで明らかになった。
干ばつに強い大麦の鍵は「根」、 学生が発見!
オーストラリア・クイーンズランド(QLD)大学の博士課程に在籍する学生のハンナ・ロビンソン氏が、干ばつへの耐性を持つ大麦の鍵となる、細い根をつくり出す遺伝子を発見した。
比実業家がNTの肉牛牧場取得、供給減見据え
フィリピンの銀行家で開発業者のロメオ・ロクサス氏が、オーストラリア・北部準州(NT)の肉牛牧場2カ所「マレーダウンズ・ステーション」と「エペナラ・ステーション(Epenarra Station)」を計2,000万豪ドル(1豪ドル=約87円)以上で取得した。
QLDの著名な牛育種家、雨多いTASに移住
オーストラリアの種雄牛育種家のラフ家は、長引く干ばつと気候変動を理由に、クイーンズランド(QLD)州の農地を売却し、タスマニア(TAS)州キング島に事業を移管した。
豪・NZで10月の気温が過去最高 エルニーニョで今夏はさらに暑く
オーストラリア気象庁は今年11月~来年1月の気象について、異常気象をもたらすエルニーニョ現象の強まりなどを背景に、オーストラリア国内南部で気温が通常よりも高く上昇し、降雨が減るとの見通しを示した。
三菱商事がTAS乳業企の株売却、新規機会探す
三菱商事が、オーストラリア・タスマニア州の乳業会社タスマニアン・ディリー・プロダクツ(TDP)の保有株24%を、出資パートナーであるオーストラリア最大の乳業組合マレー・ゴールバーン(MG)に売却したことが分かった。