NZシェアミルキング利用が減少、まだ健在
ニュージーランド(NZ)の酪農業界で採用されている、酪農場取得を目指す人のためのシェアミルキング(Sharemilking)制度に関する調査で、同制度を利用する人が減る一方、業界におけるキャリア形成方法としては依然有効であることが、酪農家団体デアリーNZとNZ農業者連盟(NZFF)が発表した報告書「デアリー・プログレッション・パスウエーズ」で分かった。
NZ羊毛競売、本年度は下落してスタート
ニュージーランド(NZ)北島で7日に行われた、7月からの今シーズン(2016/17年度)最初の羊毛競売は、出品された羊毛の大半を占めたクロスブレッドのセカンドシアウール価格が1キログラム当たり4.85NZドル(1NZドル=約75円)と、前回の南島競売での同5.40NZドルから下落した。
サンライス、コメの不足分をアジアから調達
オーストラリア・コメ生産者協会(RGA)傘下のサンライスは、ニューサウスウェールズ(NSW)州南部地域の不作によるコメの不足分をアジアの農家から調達している。
クリーン・シーズ、アジアにヒラマサ輸出
南オーストラリア州ポートリンカーン拠点の水産会社クリーン・シーズ・ツナが、同州に拠点を置く高級食材販売ベストン・グローバル・フードと共同で、中国や香港、韓国向けにキングフィッシュ(ヒラマサ)を輸出する。
南インド洋協定、底魚漁業の管理規則を採択
水産庁は11日、南インド洋での漁業資源の保存管理を目的とする「南インド洋漁業協定(SIOFA)」の第3回締結国会議の結果を発表し、底びき網や底はえ縄などの底魚漁業の保存管理について、漁船の登録や操業データの収集、違法漁船(IUU漁船)リストのリスク作成にかんする規則を採択したことを明らかにした。
イオンがトールの物流網活用、郵政とタッグ
イオンは8日、日本郵政グループと海外物流で提携し、商品輸送でオーストラリアの運輸大手トール・ホールディングスの物流網を活用することを明らかにした。
醸造CUB従業員が抗議活動、供給に不安も
英飲料大手SABミラー傘下でオーストラリアのビール醸造2位の、カールトン&ユナイテッド・ブリュワリーズ(CUB)が保有するメルボルンのアボッツフォード工場で、生産量が少なくとも35%減少しており、今後の商品供給を不安視する声も出ている。