実験動物のストレス
畜産や酪農のニュースを追っていると、動物福祉の記事を目にすることがある。動物福祉の基本的な考え方は、輸送や実験時などに人間が動物に与える痛みやストレスを最小限にするというものだ。
オーストラリア博物館に勤める友人と動物実験の話をしたことを思い出す。イルカの研究者である彼は、実験でタスマニア州によく行くという。同州北部のある海岸は、容易にイルカを集めることができるため、世界中のイルカ研究者の実験のメッカなのだそう。毎日実験が行われていると言っても過言ではないらしい。そのため、そこのイルカは実験に慣れているらしく、すぐに実験の内容を理解するという。彼曰く、例えばセンサーを取り付ける時は、黙って大人しくし、付け終わると途端にしゃべりだすという。
もしその話が本当なら、実際のところ実験でストレスは感じないのか、イルカにズバリ聞いてみたいところだ。(尋助)
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