パブロワ論争再び
先月のオーストラリアデーには、友人宅に家族で招待された。夕食のメーンは定番のラム肉のバーベキュー。「もう焼けたかな」「あと5分」とホストのご夫妻は真剣そのものだ。おかげで焼き加減は最高だった。
デザートはメレンゲ菓子の「パブロワ」。こちらもおいしくいただいていると、「このデザートには、いわくがあってね」とご主人。やはり来ましたね。
パブロワは、ロシアのバレリーナのアンナ・パブロワが1920年代にオーストラリアとニュージーランド公演を行った際、彼女の名前にちなんでつくられた。両国どちらの発祥かについては長年、論争が繰り広げられている。
オークランド生まれの奥さんは「ニュージーランドが本家ですよ」と譲らない。パブロワがどちらの国を先に訪問したのか聞くと、ニュージーランドとのこと。「それなら、ニュージーランド発祥ですよね」と言うと、「そうよね」と奥さんはにっこり。ご主人がアイルランド人でよかった。(城一)
投稿者プロフィール
最新の投稿
農業・食品企業紹介シリーズ2025年10月24日第76回 ヤンバ・アクアカルチャーって何?
企画・特集2025年10月24日明日25日のジャパンエキスポ、チケット当日購入可
FROM OCEANIA TO JAPAN2025年10月24日第521品 スナッカチャンギのポテトチップス
豪主要農畜産地域の降水量2025年10月24日豪主要農畜産地域の降水量 10月16日~22日




