ことの葉「紫タマネギとの戦い」
我が家のキッチンの壁には、オーブンミトンや布巾に交じって水中メガネが吊るされている。タマネギを切る際の必需品だ。オーストラリアに来てからというもの、なぜかタマネギの刺激に弱くなり、涙が止まらなくなってしまった。
先日、当地の飲食店で働く友人に対処法を尋ねたところ、彼も刺激には抗えず電動スライサーを導入したという。とりわけ紫タマネギの強さには閉口するらしい。
我が家で常備されているのも、その紫タマネギだ。これを機に、目のために茶色へ替えようかと考えた。だが念のため調べると、紫色のもとである植物性色素のアントシアニンには抗酸化作用があり、老化防止に役立つようだ。
老化防止という言葉には逆らえない。今日もまた、水中メガネ越しににじむ視界の中で、包丁を握っている。(鮎子)
投稿者プロフィール
最新の投稿
多様化する食のかたち-フードトレンド・リポート-2026年5月15日第28回 パーソナライズド・ニュートリションってなに?
企画・特集2026年5月15日第229回 国家の財布を監視するのは誰か
FROM OCEANIA TO JAPAN2026年5月15日第548品 アイランド・ハーベスト・タスマニアのパンナコッタ
豪主要農畜産地域の降水量2026年5月15日豪主要農畜産地域の降水量 5月7日~13日


