ことの葉「境界線」
最近トリュフオイルにハマっている。食材や料理に加えるだけで、トリュフの独特な風味を楽しめる。
筆者は、気に入ったものを連日食べ続けるタイプ。トリュフオイルを買った時も「今日から何にでもかけよう」と思っていた。だが、実際にはそうはいかなかった。クセが強く、組み合わせる食材を選ぶ。また、かければかけるほどおいしいわけではなく、少しでも濃すぎると途端に嫌いになってしまいそうな、絶妙な一線がある。もっとかけたい衝動を抑え、「適度」に使っていた。
ところが、先日パスタを作っていた時にやってしまった。具材はオリーブオイルで調理し、トリュフオイルは最後に少々垂らすだけのつもりが、誤ってトリュフオイルで炒めていた。一口食べると強烈な濃厚さに襲われ、一線を越えたと分かった。筆者のトリュフオイルブームがあっけなく終わった。(猫山)
投稿者プロフィール
最新の投稿
ゼロから分かるサステナビリティー2025年10月17日第5回 食品大手が熱視線!リジェネラティブ農業って?
FROM OCEANIA TO JAPAN2025年10月17日第520品 シムソンズ・パンツリーのガーリック・ロティ
豪主要農畜産地域の降水量2025年10月17日豪主要農畜産地域の降水量 10月9日~15日
編集長コラム「オセアニア農業の歩み」2025年10月17日オセアニア農業の歩み「セルフレジ普及の影」