地声人語・湖城の窓から- vol.465
【地声人語】
友人の家にあるカラオケマシンで、歌ってきました。マシンといってもマイク1本だけです。最近は携帯と連動してマイクに付いているスピーカーから音楽を流すため、大きい機械は不要です。TVでユーチューブのカラオケ画面を見ながら歌えます。しかもそのマイクの値段は10豪ドル以下。いい時代になったものです。(花坊)
友人の家にある家庭用チェーンソーで、我が家の庭の木を切りました。家庭用といっても本格的なものです。使い方を誤ると本当に危ないですが、今までノコギリでエッチラオッチラ切っていた木がスパッと切れます。しかもそのチェーンソーの値段は100 豪ドルくらい。自分も買うことに決めました。手頃な日曜大工が楽しめる時代になったものです。(西嵐)
友人の家にあるぶら下がり器で、ぶら下がってきました。ぶら下がり器といってますが、本来は懸垂するためのものかもしれません。ドア枠にはめるだけなので、リビングでもトイレでもぶら下がり放題です。しかも値段は20 豪ドルと格安。飽きてもハンガー掛けとして使えます。気分次第でぶら下がれる時代になったものです。(尋助)
【湖城の窓から】
「注目のアグリテック」
先週21日に、ジェトロ(日本貿易振興機構)シドニー事務所との共催で豪州農業に関するウェビナーを実施しました。ウェルス読者の皆様をはじめたくさんの方にご視聴いただき、ありがとうございました。
開催後多くのコメントもいただいたのですが、その中でも目を引いたのが、アグリテックに対する注目度です。さまざまな業界の方が、国境を越えて新たな技術のシーズや導入例に目を光らせているのが分りました。ウェルスでは「アグリ&フードTECH最前線」というカテゴリ-記事でオセアニアの最新テックをご紹介していますので是非ご注目下さい。
さて、今週号ではウェビナーでも触れたブロックチェーン技術を取り上げています。ブロックチェーンといえば、すべての取引参加者が共通の台帳情報を共有できることが肝。インターネット上での情報の共有や、職場でPCのファイルが共有ドライブで保存、同僚とシェアできる便利さに感動した人も多いと思いますが、それがステークホルダー同士であれば利害関係が共通しなくても実現出来るわけです。データの不変性がそれを実現し、農業流通に大きな変革が起きるといわれています。
また、今週号の記事で取り上げたアグリテックのトップ企業アグリデジタルからスピンアウトしたブロックチェーン技術会社「ジオラ」を、来週号で特集します。お楽しみに。(ウェルス編集長)
【ウェルスのトリビア ~今週の紙面から~】
アサヒグループが売却を予定しているビールなどのブランドに、興味を示しているシドニーの新興醸造所はどこ?(答えは記事中に)