豪の冬作物、３年連続の豊作へ コメと綿花は大幅減

オーストラリア農業資源経済・科学局（ＡＢＡＲＥＳ）は６日、2022／23年度（22年７月ー23年６月）の冬作物の生産量が6,200万トンに達し、前年度に記録した過去最高からわずかに減少するものの、歴代２位の豊作になるとの予想を発表した。東部州では洪水の被害が広がるものの、それ以外の地域は春季の気候条件が良好で、３年連続で5,500万トンを超える生産が見込まれる。一方で夏作物は作付が多雨の影響で制限されると予想。コメや綿花の生産量は、大幅に減少する見込みだ。【ウェルス編集部】