水産物の原産国表示を義務化へ 外食業界は難色

オーストラリア連邦政府が全国のレストランやカフェなどのホスピタリティー業界に対し、水産物の原産国の明示を義務付ける方針を示した。食品の来歴情報やトレーサビリティーの確保が、食の安全や環境、消費者の問題として重要性を増していることが理由の1つだが、国産の水産物の評価を高め消費を増やしたい水産業界の思惑も背景にある。一方で新型コロナウイルスの流行で打撃を受けたホスピタリティー業界は、負担増につながる義務化に難色を示している。【ウェルス編集部】

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