豪の牛乳生産量、過去最低水準へ 需要は強く、価格は上昇
酪農業界団体デアリー・オーストラリア(DA)はこのほど発表した最新リポートで、2021/22年度(21年7月―22年6月)の牛乳生産量が85億9,000万―87億7,000万リットルと、前年同期に比べ1―3%減少し、過去最低水準になると予想した。
乳業バラ、「需給片寄り」乳価再引き上げ
オーストラリア・ビクトリア(VIC)州に拠点を置く乳業大手バラ・フーズ(Burra Foods)が、今シーズンの生産者乳価を固形乳1キロ当たり0.2豪ドル(1豪ドル=約88円)引き上げるとを発表した。
来年度の乳価発表、今年もブラが一番乗り
オーストラリアの乳業大手ブラ・デアリー・フーズ(Bulla Dairy Foods)が、国内の牛乳加工業者の先陣を切って、2022/23年度(22年7月~23年6月)の生産者乳価のオープニング価格を7.4~8豪ドル(乳固形分1キロ当たり、1豪ドル=約88円)と発表した。
NZフォンテラ上期、乳価上昇で利益圧迫
ニュージーランド(NZ)の乳業最大手フォンテラは2021/22年度(21年8月~22年7月)の中間決算を発表し、契約農家に支払う生産者乳価を前年同期に比べて約30%引き上げた影響で、上期の税引き後利益が同13%減の3億6,400万NZドル(1NZドル=約81円)に落ち込んだことを明らかにした。
豪フォンテラ、コスト高でIPOに遅れか
ニュージーランド(NZ)の乳業最大手フォンテラが昨年9月に示したオーストラリア事業(豪フォンテラ)の「保有に関する見直し」をめぐり、分離と上場の実行は来年に後ろ倒しされるとの臆測が広がっている。
消費低迷予想も牛肉の高価格は継続か
ウクライナ情勢を背景とする世界経済の先行き不透明感に加え、インフレ上昇やエネルギー価格の高騰によって消費支出が落ち込むとの見方が広がる中、世界の牛肉価格は過去最高値を更新しており、挽肉を中心にオーストラリア産牛肉への需要は今後も継続するとみられている。
豪生体牛2月輸出、アジア向け苦戦で半減
オーストラリアの2月の生体牛輸出頭数は3万6,628頭で、同月の5年平均を48%下回り、月間輸出頭数としては2016年9月に記録した3万5,434頭以来の低水準になったことが農業省の資料で判明した。
家きん登録制度、WA州で4月から導入
家きん産業のバイオセキュリティー対策を強化するため、西オーストラリア(WA)州で飼育される家きん類に4月1日から、牛や豚などの家畜と同様の厳しい登録制度が導入される予定だ。



