第20回 Tintilla Estate

【Tintilla Estate】

725 Hermitage Road Pokolbin NSW 2320

Tel: (+61) 2 6574 7093

Tintilla Estate | Wine Tasting | Pokolbin, Hunter Valley

For fine wine in Polkolbin, come visit Tintilla Estate Winery and Olive Grove. We offer boutique wines & tastings, plus olive tastings. Buy online or enqui…

シドニーのイタリアン・フェスティバルに行きました。ワインテイスティングのテントも出店しており、イタリアのワイナリーも参加するかと期待していたのですが、地元に近いハンターバレーのワイナリーがほとんどでした。「イタリアのワインは扱っていないの?」テイスティングに来た女性が質問していました。せっかくですから参加者はなにかしらイタリアとの接点を見つけたいと思ったようです。筆者も、当日はなるべくイタリア原産種のテイスティングを探してテイスティングしました。

イタリア原産種のワイン用ブドウは、

・サンジョベーゼ(Sangiovese・赤豪州で人気を確立したイタリア種)

・ドルチェット(Dolcetto・赤 豪州ではBrown Brothers のものが有名)

・バルベーラ(Barbera・赤 タンニンが少ない黒ブドウ種)

・ネッビオーロ(Nebbiolo・赤 イタリア産高級ワインの原料)

・トレッビアーノ(Trebbiano・白 コニャックやブランデーの原料で有名)

・モスカート(Moscato・白 ピンク色にも見える色合いの甘口)

などがありますが、オーストラリアでよく栽培されている人気種は、サンジョベーゼとモスカートでしょう。余談ですが、オーストラリアでも人気の赤ワイン品種であるテンプラニーリョをイタリア原産種と勘違いすることがありますが、テンプラニーリョはスペイン原産種です。

【豪州の人気イタリア種】

サンジョベーゼは濃い紫からルビーに例えられるような美しい色、渋味と共にワインに深みを与えてくれるタンニンが特徴的です。ミディアムからフルボディーに仕上げられ、イタリアの代表的な赤ワイン「シャンティ(Chianti)」や「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(Brunello di Montalcino)」のブドウとしても有名です。オーストラリアでは90年代から20年の間に200ヵ所以上のワイナリーで扱われるようになりました。

モスカートは近年の低アルコールワインの人気も後押ししてよりポピュラーになっています。甘い香りとフルーティーでさわやかな後味が特徴です。よく冷やしてスタンダードに楽しむのも良し、氷とレモンジュースを加えてより低アルコールのカクテル風にして楽しむのもお勧めです。

【ブレンドと調和】

フェスティバルに出店しているワイナリーの中でサンジョベーゼをベースにイタリアンテイストなワインをブレンドしているワイナリー「Tintilla Estate」を見つけました。このイタリアンテイストなワインは「Tarentella」という名前で販売しています。サンジョベーゼ、シラーズ、メルロー、カベルネのブレンドです。「Tarentella」はイタリアの舞曲の名前で、異なる品種のブドウがワインになる過程で踊るようにブレンドされるというイメージを表しているそうです。

テイスティングの感想は、サンジョベーゼ特有のタンニンとベリーやプラムのようなフルーティさを調和させたミディアムボディーに仕上がっていました。タンニンの存在感があるので、料理はスパーシーなものよりスタンダードなチーズとドライフルーツやローストビーフ、ラムによく合いそうです。

 

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