第161回 Wynns

最近、ガーデニングにはまっている。庭の土を掘ってみて実感したことだが、豪州の土はドライだ。ミミズも出てこない。もちろん、豪州とひとくくりにしても、中には雨の多いぬかるんだ土地も、栄養の多い黒土も、粘土質な土地もあるのだが、やはりその大陸の大部分を占めるのは砂漠のような乾燥した大地だ。
実はこの乾燥した土地がワイン用ブドウの育成に貢献していることは間違いないが、中でもCoonawarraのテラロッサ(Terra Rossa)は世界的でも有数のブドウ生育に適した水はけの良い土壌として有名だ。テラロッサとはイタリア語で「赤い土」という意味らしい。Coonawarraに広がるワイン畑の写真を見ているとその根元は茶褐色の「赤土」だ。真っ青な空と赤土はいかにも豪州らしい風景だ。
さて、Coonawarra地方の代表的なワイナリーといえばWynnsがある。小さな酒屋でも必ずと言っていいほど取り扱っている人気のワインだ。週末に訪れた大型酒屋では、「Aged Wineフェア」を行っており、その中にも同ワイナリーのカベルネ・ソービニョンはワイン本などでもよく紹介されているが、シラーズなどほかの品種に比べても高値をつけていた。
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