第174回 Capital Wines

 シドニーで開催されたグッドフード・アンド・ワインショーで面白いワイナリーを見つけた。キャンベラ地区のワイナリーが集まった展示場で、その名も「Capital Wines」。

 このワイナリーでは主に3つのレーベルのワインを作っている。最も品質を重視しているのが「Kyeema Vineyard」レーベルで、これまで多くの賞を受賞してきた。低価格にこだわったワインは「Blue Gum」レーベルと呼ばれている。単純に赤と白の2種類しかないが、1本12豪ドル(約1,056円)という安さだ。そして、キャンベラならではの「The Ministry Series」がある。それぞれのラベルに大臣や大使などと名前をつけている。ラベルのイラストが少し実在する政治家に似ているので、見る人によっては政治家をからかったように映るだろう。

 ラベルの面白さだけではなく、ワインの品質も評判が高い。というのも、「The Ministry Series」のリースリングはワイン評論家として有名なジェームス・ハリデー氏からも高い評価を受けている。キャンベラで作られるワインの中でも特に人気のあるリースリングは、甘いというイメージが強いかもしれないが、ドライなものもある。同ワイナリーのリースロングもドライでありながら、花のようなアロマが印象的だ。

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