夏の楽しみ
年が明けて夏が深まるオーストラリア。日本の夏といえば暑さと湿気でぐったり疲労し、通常はそうめんや冷やし中華などのさっぱりめん類ばかり、精をつけたいときには焼肉やうなぎ、カレーを食べていたが、シドニーに来てからは、この両極端な食生活が変わった。
暑い日にはベトナムやタイなどの料理が食べたくなる。くどくなく、甘酸っぱくスパイスの効いた味が、汗をかいた後に欲しくなる。そうめんなどよりも、シドニーの気候によりなじむ気さえする。ここは湿気がなく、日中暑くても日陰や朝晩は比較的涼しいため、あまり夏ばてしない。強い日差しのわりに意外と元気でいられる、のが実感だ。そうめんでは物足りない。
日も長く、広い海や空を見ながら屋外で、冷えた国産白ワインと、近くのレストランでアジア料理をつまむ夕食が、筆者にとってシドニーでの夏の楽しみだ。日本に住む友人に言わせれば、「全然オーストラリアっぽくなくてつまらない」そうだが。(葉羽)
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