テイスト・オブ・タスマニア
ホバート市政府主催で年末年始恒例のフードフェスティバル「テイスト・オブ・タスマニア」を訪れた。気軽に立食できるB級グルメ店が、所狭しとブースを構えて賑わっていた。
どの店も長蛇の列だったが、列がなかなか進まない。どうも、支払いはカードのみという規制が設けられ、カード読み取り機にスタッフが慣れていなかったり、反応しなかったりでどの店も手間取っているらしい。チップスだけ買う客にも5分ほどかかっており、どうりで列が進まないわけだ。
客単価が安くても、うまく客をさばけば1日の売り上げは膨大に膨れ上がる。食材は十分にあるとすると、客は常に流れているので、1人の客さばきが通常の2倍かかれば、売り上げも半分に減ってしまうはず。
案の定、翌日のニュースで参加者の苦情が紹介されていた。タスマニアの食材や料理の評判が高まっているのに、客管理ができないのはなんとももったいない。(西嵐)
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