毒キノコに注意

今年は何かと天気の話題に事欠かない。降水量は新記録を塗り替え、乾燥機の購入や買い替えを検討する友人は多かった。降り続く雨により、洪水被害や住宅のカビに加え、毒キノコ問題ももたらされた。

シドニーでは、4月後半から5月にかけて、キノコ狩りシーズンが到来。ただ今年はこれまでの大雨でキノコの見分けが非常に難しくなっていたらしい。ニューサウスウェールズ州の毒情報センターへのコール件数は、前年同月を25%上回った。

毒キノコの被害者は、庭に生えたキノコをうっかり食べてしまった子どもから、キノコ狩りに参加した大人まで年齢はさまざま。長期化した雨でキノコシーズンが拡張したものの、大雨で土壌が変化し、本来では生えない場所に生えていたりなど、毒キノコリスクはそこら中に散らばっているようだ。

同センターによると、ベストな危険回避法は野生のキノコを食べないこと。せっかくのキノコ狩りシーズンも大雨で台なしか。(弥生)

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