脱プラ

オーストラリアに住んで、プラスチック削減に気を配るようになった。当地にはサステイナブル(持続可能)をうたう商品が多くあり、脱プラに貢献しやすい環境がある。

まず、料理中のポリ袋の利用をやめてボールを使うようになった。昔は何かとすぐ使っていたファスナー付き密閉袋も、洗って再利用はしていたが、最近はシリコンの袋に換えた。電子レンジで温める時にもラップは使わないようになった。慣れてしまえばプラスチックを削減しながらいつも通り生活できる。

ただ、1つだけ日本人としてやめられない習慣がある。それは、炊いたごはんを冷凍保存する際にラップで一膳ずつ包むこと。小さい頃から最善の保存方法だとすり込まれているせいだ。調べてみると、日本では繰り返し使えるごはん専用の冷凍容器が売られているよう。サステイナブルに敏感なオーストラリア企業も、さすがに炊きたてごはんの冷凍容器の開発はまだか。(岩下)

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