ワイナリー今昔
シドニーがロックダウンになる少し前に、ワインで有名なハンターバレー地方に日帰りでワイナリー巡りをしてきた。昔と違って今は試飲を希望する場合、事前予約と前払いが必要だとのことで、ワイナリー側もコロナで観光客が減って大変であることがうかがい知れた。
試飲は、一番安い8種類の飲み比べで標準的なものを予約した。現地で話を聞くと、去年は山火事、今年は雨が多くてそのワイナリーにとっては不作の2年だったようだ。コロナの影響による人手不足も深刻で、例年収穫は専門業者に頼んでいるそうだが、今年は受付の女性も収穫に駆り出されたと言う。
会話をしていると、メニューにない高級ワインもどんどん出してくれた。また時間が余り、飛び入りで訪れたワイナリーも笑顔で無料で試飲をさせてくれた。「今度はゆっくり試飲に来てね」という優しい言葉に、今も昔も変わらないワイナリーの人々の優しさを垣間見た。(花坊)
投稿者プロフィール
最新の投稿
- トップ記事2024年11月22日豪の牛群、4年ぶり縮小局面に 供給確保が困難に?
- 酪農2024年11月22日注目集まる「スマートカラー」システム タスマニア州の酪農現場リポート(上)
- 企画・特集2024年11月22日第475品 プディングス・オン・ザ・リッツのブラウニーミックス
- 豪・NZ主要農畜産地域の降水量2024年11月22日豪・NZ主要農畜産地域の降水量 11月14日~20日