第58品 ウェイズ(Weis')のマカダミアナッツ入りマンゴーアイス

好みの問題なのか、オーストラリアで見かけるアイスはチョコやバニラ、キャラメルなどの「100%甘味」といった濃厚なフレーバーが大半で、フルーツを使った甘酸っぱい味のものはあまりポピュラーではないようです。

その中で数少ないフルーツ系アイスを中心に販売しているウェイズ(Weis’)社。1957年にクイーンズランド州で創業した同社は、街の劇場を訪れる客向けに凍らせたマンゴーを販売したのがはじまりで、今では家族経営にも関わらず北米や日本など海外にも輸出するまでに成長しています。フルーツのヘルシーさを売りに、数年前からフローズンヨーグルトも製造しています。

人気商品は、ローストされたマカダミアナッツと、舌触りの良さやかぐわしい甘みで人気のケンジントン・プライド種のマンゴーを使ったアイス。マンゴーの風味はそこまでなく、ナッツのクリーミーな味が強いです。個人的に気に入ったのは、マカダミアナッツのかみごたえが良く、単調になりがちな食感に変化をつけてくれるところ。スイカバーのチョコの種のような感じです。価格は、4本入りで6.79豪ドル(1豪ドル=約77円、価格は調査当時)。棒がついておらず、フィルムの上から直接手で押し出して食べるタイプでとにかく手が冷たくなるので、ナプキンを巻いて食べましょう。(松本)

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