第398品 クリスティアーナ&コーのポンデケージョ

ミニマルなパッケージが特徴

日本のコンビニの菓子パンコーナーでもおなじみの、ブラジル発祥チーズパン「ポンデケージョ」。もちもちした食感が特徴の一口サイズのパンで、オーストラリアでは冷凍されている生地をオーブンで焼いてアツアツの状態で食べるのが主流です。当連載でも紹介したことがありますが、今回はポンデケージョブランドの中でも、おもてなし向きで、サステナビリティー(持続可能性)に注力するシドニー拠点のクリスティアーナ&コーに注目します。

ブラジル人の創業者、クリスティアーナは、オーストラリア人に便利で高品質なスナックを提供するべく、同社を立ち上げました。常に時間に追われる子持ちの家庭や、自宅でのおもてなしを楽しむ人々をターゲットにしたといいます。原材料は、シングルオリジンのミルク、フリーレンジエッグ、パルメザンチーズ、タピオカ粉、カノーラオイル、塩と、たった6種類でシンプルです。

特にサステナビリティーへのこだわりは強く、包装は紙箱で100%リサイクル可能。印刷には鉱物油を含まないエコなインクを使用しています。また、箱の中でポンデケージョを包んでいるプラスチック風の袋は、植物由来のセルロース繊維が使われており、家庭で堆肥化することができるそうです。

油っこくないので食べやすく、プラッターに乗せればあっという間にグルメな前菜に。値段は13個入りで14豪ドル(1豪ドル=約92円)。小麦粉が使われていないためホームパーティーではグルテンフリーのゲスト用として重宝しそうです。(岩下)

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