オーストラリアン・ドリーム
コロナ下に家を買った知人がいる。だが住所を聞いてもピンとこない。それもそのはず、彼が買ったのはニューサウスウェールズ州の内陸奥地で、元畜産農家の家だ。写真を見ると家の周囲は広大な草原。仲介業者はウェルスでもよく見る企業エルダーズ、というのは農地ならでは。
素晴らしい環境だが、疑問も湧く。こんな敷地いったいいくら?仕事はどうする? 農業界に転身? 店はないが生活できる? などなど。聞いてみると、当然全て考慮済みで、普通のローンを借り、仕事は退職。高級キャンプのグランピング場でもやろうかな、と。実際には年金まで貯金でつなぎ、何より悠々自適に自然を楽しむらしい。
まさにオーストラリアン・ドリーム。折角この地にいるのなら、ならではの生活をしなきゃもったいない。今までは捨てていた農業新聞の不動産広告、隅から隅まで目を通すようになった。(尋助)
投稿者プロフィール
最新の投稿
- トップ記事2024年11月22日豪の牛群、4年ぶり縮小局面に 供給確保が困難に?
- 酪農2024年11月22日注目集まる「スマートカラー」システム タスマニア州の酪農現場リポート(上)
- 企画・特集2024年11月22日第475品 プディングス・オン・ザ・リッツのブラウニーミックス
- 豪・NZ主要農畜産地域の降水量2024年11月22日豪・NZ主要農畜産地域の降水量 11月14日~20日