オセアニア農業の歩み「予想外の15%米関税」新着!!
今週のトップ記事では、米国が7日から発動した追加関税がオーストラリアとニュージーランド(NZ)に与える影響を取り上げました。NZでは「予想外の高い税率」に動揺が広がり、ラクソン首相は「望んでいたことではない」と強く反発し […]
オセアニア農業の歩み「バター高騰に揺れるNZ」
バター価格の高騰が、現在ニュージーランド(NZ)の消費者にとって深刻な生活問題となっています。消費者の不満の矛先は、乳業最大手フォンテラや、小売価格を決定する小売大手に向けられています。フォンテラは輸出市場の価格主導性を […]
オセアニア農業の歩み「カノーラを巡る外交の綱引き」
今週は、中国によるオーストラリア産カノーラの輸入再開の動きに注目しました。2020年に悪化した両国関係は、新型コロナウイルスの起源調査をめぐる対立を発端として長らく停滞した後、関係改善が進んでいますが、さらなる一歩として […]
オセアニア農業の歩み「追い風の裏にはリスクも」
今週のトップでは、トランプ米政権による対ブラジルの50%関税がもたらす影響について取り上げました。オーストラリアの牛肉輸出業界にとって千載一遇の好機に映ります。すでに記録的な輸出量となっている米国向けは、今後さらに膨らむ […]
オセアニア農業の歩み「地域に根ざした価値創出」
今週のトップでは、サントリーがクイーンズランド(QLD)州イプスウィッチでフル稼働を開始した新工場「Swanbank Beverage Facility」を取り上げました。同工場は、敷地内に設置された約7,000枚のソー […]
オセアニア農業の歩み「畜産業界は正念場」
今週トップでは、オーストラリアの畜産業界が2030年までのカーボンニュートラル目標「CN30」を撤回したことを取り上げました。持続可能性戦略の大きな転換です。現実的な達成可能性やコスト負担、算定方法への疑念が背景にあり、 […]
オセアニア農業の歩み「事業継承も深刻に」
本日付のトップ記事で来シーズンの生産者乳価のオープニング価格について取り上げました。酪農は、オーストラリアで年間60億豪ドルを超える価値を生み出し、3万人以上を直接雇用しています。サプートやフォンテラ、ブラ・デアリーとい […]
オセアニア農業の歩み「“希望がある”の裏側には」
ハンターバレーでの取材では、リレー氏が、畑の土を掘り返してミミズを見つけ、心から嬉しそうにしていた姿が印象的でした。土壌の健康を何よりも大切にし、自然とともに歩むという姿勢は、同社の持続可能なワインづくりの原点であると感 […]
オセアニア農業の歩み「コメ産業に革命!」
ニューサウスウェールズ(NSW)州リベリナ発の「ナイスライス」は、オーストラリアのコメ産業に静かな革命をもたらそうとしています。シングルデスク制度の廃止は、長らく続いてきたコメ輸出の一極集中体制に終止符を打ち、農家自身が […]
オセアニア農業の歩み「釣り合わない価格」
2025/26年度シーズンに向けたオーストラリア各社の生産者乳価が出そろいました。一見すれば小幅ながらの上昇ですが、干ばつ、洪水、飼料高騰という三重苦にあえぐ現場にとっては、まったく釣り合わない価格と受け止められています […]