豪農業生産高、干ばつ緩和で1%増 畜産は大幅減少
オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)は16日に発表した農業コモディティーリポートで、2020/21年度(20年7月~21年6月)の農業生産高について、610億豪ドル(1豪ドル=約73円)で前年から1%増加するとの見通しを発表した。
冬作物、大豊作で5割増しへ でも夏作物は大幅減
オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)は10日、最新の四半期穀物リポートを発表し、2020/21年度(20年7月~21年6月)の小麦や大麦などの冬作物の予想生産量について、4,450万トンで前年度に比べ約53%と大幅に増加するとの見通しを明らかにした。
豪北部の水産養殖業が急拡大 「他国にない独特の優位性」
オーストラリア北部の水産養殖業は今後10年間に5倍以上拡大し、その業界生産高は2030年に13億4,000万豪ドル(1豪ドル=約75円)を超える可能性がある─。
価格低迷で悩める羊毛業界 欧州のロックダウン緩和に期待
新型コロナ感染症拡大の影響を受けて需要が低迷し、5年来の最低水準にまで下落していたオーストラリアの羊毛価格に、回復の兆しが出ている。
米食品クラフト、豪NZ事業売却か 10億ドル市場シェアの変動も
世界第5位の規模を誇る米食品大手クラフト・ハインツが、オーストラリアとニュージーランド(NZ)の事業を売却する意向であることが分かった。
豪酪農界の危機を救え! 「牛乳税」導入の動き活発化
昨年までの干ばつで弱体化したオーストラリアの酪農界の存続可能性に懸念を抱いた消費者が、恒久的な「牛乳税」の導入を連邦政府に提案、生産者が同調し大きな動きとなりつつある。
NZ林業、ついに輸出再開へ 今後は世界景気不安も
ニュージーランド(NZ)政府が4月27日に、新型コロナウイルスの警告システムをレベル3に引き下げ、5週間にわたり実施されていたロックダウン(都市封鎖)が一部緩和されたことで、同国の林業界では事業が再開されることに期待感が高まっている。
豪の牛肉業界が転換点 牛頭数増加へ、収益に不安も
オーストラリアで成牛の解体処理数が前年水準を下回ったことや、気象庁が発表した5~7月の例年以上の雨の予報を受け、減少を続けていた牛頭数に増加の兆しが見られることが、オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)の最新報告書によって明らかになった。